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2022.2.17

開発物語vol.10「ペットフード~前編~」

大切なワンちゃんの健康を考えたペットフードの開発物語

2021年春、くらしモアのワンちゃん用のペットフードシリーズを一新しました。大切なワンちゃんの健康に配慮した商品の開発について、担当者のエピソードと合わせてご紹介します。

林正弥(はやしまさや)住居関連部マネージャー 

17年以上ペット用関連商品の開発を担当しています!私自身2匹のワンちゃんと暮らしているので、ペットオーナーの皆さんの気持ちになって、安心して選んでいただける商品を作りたくて、ワンちゃん用ペットフードのリブランディング(今までの商品・ブランドの見直し)に取組みました!

--ペット関連商品のお仕事に17年以上携わってこられたのですね!今、ワンちゃんを飼っていらっしゃることは、お仕事とも関係があるんでしょうか?

<林さん>
はい、関係ありますね。少しこれまでのことを含めてお話しますね。私は大学卒業後、ホームセンターに就職してペット用品関連の仕事に就きました。実はその当時は動物が苦手というよりも、触るのも嫌だったんですよね。今では考えられないのですが…(笑)。でも、ある時に仕事がきっかけでインコを飼うことになって、続いて熱帯魚も飼ったんですよ。はじめは抵抗ありましたが、生き物と生活して触れ合ううちに、その楽しさや喜びを感じるようになったんです。

今では商品担当でありながら、「こういう商品があったらいいな」というペットオーナーの気持ちも分かるんですよね。両方の視点があることは仕事に活きていますね。

--そうなんですね!!長年、ペット用関連商品をご担当されていらっしゃるので、元々動物がお好きなのかと思いました。お仕事をされる上で林さんの暮らしの中の楽しみも変わられたのですね。

<林さん>
はい、そうですね。ちなみに今はトイプードル(8歳)とシーズー(1歳)の2匹のワンちゃんと暮らしていて、私にとって大切な家族の一員なんです。平日は帰りが遅いので週末だけですが、休みの日は散歩に行って癒しの時間を過ごしていますよ。コロナ禍前は旅行も一緒に行っていましたよ

--2021年春にワンちゃん用ペットフードのシリーズ商品を改良されたそうですね。改良前と改良後のラインナップをお聞かせください。

<林さん>
はい。改良前はシリーズで合計26品ありました。その中の一部商品を改良したのではなく、一旦、全商品の販売を終了して、それから方向性を決めてラインナップを13品にしぼりました。商品によってサイズが小袋と大容量のものがあるので、種類としては9つですね。

(商品ラインナップ)
①極細ささみ ソフトタイプ
②国産鶏むね肉巻きガムミニ ハード
③ささみ巻きガム ソフト
④国産鶏しっとりササミジャーキー 細切りタイプ
⑤ささみと緑黄色野菜のミックスジャーキー カットタイプ
⑥ささみのふりかけ
⑦ささみのふりかけ シニア犬用
⑧国産鶏むね肉 スティック
⑨やわらかキューブささみミックス

細切り、スティック、巻きガム、ふりかけなど、ワンちゃんの食シーンに対応できることを基準にしぼりました。また、原材料の鶏肉は、部位の中で最も低脂肪なささみを中心に使用しました。詳しくは後編でお話しますね。

--ペットオーナーのお考えも変わってきているんですね。それには、ペット飼育環境の変化など社会的背景も何か理由がありそうですがいかがでしょうか?

<林さん>
はい、変わってきていますね。この変化にはペットオーナーの住宅事情も関係しているんですよ。ひと昔前は一軒家の外で、中~大型犬が番犬として飼われているケースが多かったのですが、近年は住居環境の変化により、マンションでも飼えることから小型犬がとても多くなりましたね。室内で一緒に生活することや、単身世帯
核家族の増加、高齢化など人の社会状況の変化によってもワンちゃんはより一層家族化していますね。そういった背景や飼育環境の変化によって、求められるペットフードも時代とともに変わってきているんですよ。

--開発担当の林さんもワンちゃんと暮らしていることもあり、ワンちゃんへの想いが伝わってきますね。前編では、ペットフードの改良について詳しくご紹介する前に、まずは背景となるペットオーナーの住宅環境やライフスタイルの変化、そのことによるワンちゃんの環境変化をお伝えしました。後編では、シリーズ商品が具体的にどのように改良されたのか?それはなぜか?その背景や愛犬家でいらっしゃる林さんの観点と合わせてお伝えします。ぜひ、ご覧ください!

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