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2021.9.22

開発物語vol.5「徳用おでん~後編~」

「徳用おでん」の誕生!具材・味わい・見た目を楽しむ新たな冬の風物詩へ

前編では、「徳用おでん」を満足度の高い商品に作り変えるため、「具を増やしてボリューム感を出すこと」、「だしの風味をアップすること」に取組んだ経緯をお伝えしました。後編は、リブランディング3つめのポイントである「明るい印象のパッケージデザインに見直すこと」、その他に開発まで1年以上かかった試行錯誤についてご紹介していきます。
※袋サイズや具材の種類・個数に関しては2021年9月時点のものです。

前回に続き、「徳用おでん」のリブランディングについてお話していきますね。今回はパッケージデザインについてです。

和食の商品は、縦文字で商品名が書かれている場合が多いんです。それは、スーパーの売り場で商品が陳列されたとき、縦文字が一番目につきやすいということが理由の一つなんです。これをもとにデザインを考えていきました。

まず、今回のリブランディングのポイントである「10種18品目」を一番目立つようにして、お客さまに伝えたいと思いました。

もう1つ、「保存料無添加」という点も強調したいと考えていました。くらしモアの商品は、お得感やおいしさだけでなく、安心・安全にお召し上がりいただけますよ!ということをしっかり訴求したかったんです。

そこで、弊社のデザイナーと打ち合わせをして、どのような色合いやデザイン、文字の大きさにすれば伝わるか…ということを考えました。そして、数種類のデザインの中から、社内のモニタリング会議で女性スタッフの意見を聞きながら、商品を買ってくださるお客さま目線でデザインを決めていきました。

これまでは男性目線で作られた商品が多く、ベースの色や文字の大きさなどデザインを作っていたのでは…という思いはあります。和食商品はパッケージが地味な色合いの商品が多いため、パッケージのベースとなる色は明るめの赤色を使用しました。

新しく生まれ変わった「徳用おでん」は、売り場で目立つような商品に仕上がったと思うので、商品を手に取ってくださるお客さまの反応が楽しみですね。

ところが、こうしたやりとりをする中で苦労したのが、コロナウィルスの感染拡大による影響でした。

これは世の中の人の多くが感じていることではないでしょうか。リモート会議がメインになってしまったので、スーパーやメーカー様との打ち合わせに、非常に時間がかかってしまったんです。

リモート会議だけでなく在宅勤務が増えて、思うように出社できなかったのですが、家族と過ごす時間が増えることになりました。そして、家族との会話の中からあるヒントに気づくことができたんです。

「2人前」なのに奇数個の具材

これまでお伝えした通り、リブランディング前は10種16品目でした。実は16品目の中には、具材によって奇数個のものと偶数個のものがありました。つまり、2人前を想定して作っている商品なのに、種類によっては奇数個入りのものがあるため、2人で食べると食べられる具材と食べられない具材があったんです。

ある具材は2個入っているのに、1個しか入っていない具材があるとかですね…。 このことを家族から、「奇数個のものがあると2人で食べる時に分けにくい」と言われ、ぜひ改善しなければいけないと感じました。そして、どの具材も2人で分けられる個数に調節しました。

今回のリブランディングの取組みでは、食べ物は地域による食文化の違いがあること、人それぞれ味の好みが違うため何をポイントにして進めていくか?ということに改めて気づきました。お客さまにより納得いただけるボリューム感、地域差をうめる味作りという点について色々と考えました。

その意味でも、今回のリブランディングはゴールではないと思っています。今後もより良い商品にしていくために、定期的に見直しをしていきたいですね。特に、おでんは季節商品なので、他社商品の研究をするなら、たくさんの商品が出回るこれからが次の勝負なので、次を見据えてすぐにでも動き出さなければと考えています。

たくさんの具が入ったおでんを作ろうと思うと、手間や費用がかかり大変ですよね。もっと手軽でお手頃におでんを味わってもらいたいと考えて、リブランディング後の「徳用おでん」は、これまで通り、お求めやすい価格を維持しました。

10種類の練り物が入っていますので、これに大根、たまご、こんにゃくなどを追加するだけで、お手軽においしいおでんができますよ!これからの寒い季節のおうち時間は、温かいおでんを囲んで、くつろいだお時間を楽しんでくださいね!