
2025.6.10
vol.26
豚バラ大根の素・なすの肉みそ炒めの素・肉みそキャベツの素の開発物語
開発物語vol.26は、「豚バラ大根の素・なすの肉みそ炒めの素・肉みそキャベツの素」をご紹介します。
お肉や野菜と一緒にフライパンで炒めて混ぜるだけで簡単に本格的な味をご家庭でお楽しみいただけます。
開発担当者に商品化の背景、商品特長について詳しくお聞きしました。
目次
- 「豚バラ大根の素、なすの肉みそ炒めの素、肉みそキャベツの素」の開発担当者はこの方!
- 商品化の経緯
- 「豚バラ大根の素、なすの肉みそ炒めの素、肉みそキャベツの素」の特長
- 今後の商品展開
「豚バラ大根の素・なすの肉みそ炒めの素・肉みそキャベツの素」の開発担当者はこの方!
加工食品部/乾バイヤー
米とインスタント食品を担当されています。
これまでバイヤーとして加工食、日配問わず幅広いカテゴリーを担当し、新商品の開発に携わってこられました。
商品化の経緯
<聞き手>
商品化のきっかけを教えていただけますか?
<乾バイヤー>
2020年以降コロナ禍の影響や、物価高による節約志向から自宅での食事や調理の機会は増えています。
それと同時に、子育てや仕事で忙しい共働き世帯も増加し、「簡便・即食ニーズ」の高まりも続いています。
そのような状況で、手軽に調理ができる「合わせ調味料」は今後も需要が高いと考えていました。
<聞き手>
たくさん種類のある合わせ調味料の中でもなぜ「和風調味料の素」を開発されたのですか?
<乾バイヤー>
2023年の3月に「麻婆豆腐の素(甘口・中辛)」と「麻婆茄子の素」を発売し、翌年の春に「回鍋肉の素」と「青椒肉絲の素」を発売し、それらがとても好評でした。


中華メニューを増やすことも検討しましたが、日々の献立に悩む方が多くいらっしゃると思い、
そんな方々にバリエーションのある提案ができるよう「和風メニュー」を開発しようと思いました。
<聞き手>
和風メニューも作るのに手間や時間がかかるイメージがあるので、簡単にできるととても嬉しいですね!
またレシピのバリエーションが増えるのもありがたいです!
「豚バラ大根の素・なすの肉みそ炒めの素・肉みそキャベツの素」の特長
<聞き手>
「豚バラ大根の素・なすの肉みそ炒めの素・肉みそキャベツの素」の特長を教えてください。
<乾バイヤー>
既に市場にあった「和風調味料の素」を調査し、本格的な味わいと手軽に調理できることにこだわりました。
製造を受託いただく先を1社だけでなく複数社で検討いたしました。
またメインターゲットである子育て世代の女性を集めて、開発検討段階の商品と市場で販売されている競合商品を比較試食いただき、アンケートを実施。
アンケートの意見を参考に商品仕様の見直しと改良検討を重ねました。
そのおかげもあって、おいしさと手ごろな価格の実現ができたと思います。

「豚バラ大根の素」に関しては、「かつおだし」と「こんぶだし」を合わせて旨みを引き出し、本格的な味に仕上げました。
豚バラの代わりにさばの水煮缶を使うとより手軽にできますよ!
「なすの肉みそ炒めの素」に関しては、3種類の味噌と野菜の旨みをきかせ、ごはんによく合う味にしました。
「肉みそキャベツの素」に関しては、「甜麵醬(テンメンジャン)」とごまのコクをきかせ、甘辛さがやみつきになる味にしました。
ひき肉を鮭に変えてもおいしいのでおすすめです!
どのアイテムもそれぞれ使用する食材のおいしさをいかしながら、しっかりとした「旨み」を感じられるように仕上げました。
<聞き手>
どれもおいしそうで、ご飯が止まらなくなりそうです!ぜひ作って食べてみたいです。
今後の商品展開
<聞き手>
今後の展開で何か決まっていることはありますか?
<乾バイヤー>
今後もますます「合わせ調味料」へのお客様のニーズは高まり、市場が伸びていくことが予想されますので
アイテムを充実させていきたいと思っています。
「和風調味料の素」は来年2種類追加で発売する予定です。
次はどんな商品が登場するか楽しみにしてください。
<聞き手>
期待しています。
ご自宅で手軽にお召し上がりいただける「豚バラ大根の素」「なすの肉みそ炒めの素」「肉みそキャベツの素」をぜひお試しください。
