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2026.7.1

vol.30

ホワイトロースハム/スモークロースハム

開発物語vol.30は、『ホワイトロースハム/スモークロースハム』をご紹介。

そのまま食べられるだけでなく、様々なお料理にも手軽に使えるロースハム。今回は、そんなロースハムを縦に積み重ねてパッケージした、『スタックタイプ』『ホワイトロースハム』『スモークロースハム』の開発を進めた、開発担当者【生鮮食品部/宮守さん】にインタビューし、商品化の背景や商品の特長について伺いました。

生鮮食品部/宮守さん

生鮮食品部で畜産商品と一部野菜・果物を担当する宮守さん。食品の販売に長く携わってきた経験とノウハウを活かし、ニチリウ入社後は多くの商品を開発。

最近おすすめの料理屋さん:大阪駅前第3ビルにある「ステーキファイブと寿司六」さん

好きなこと:甲子園で阪神タイガースを応援すること

<聞き手>

――さっそくですが、ホワイトロースハムとスモーククロースハムの商品化のきっかけについておしえてください。

<宮守バイヤー>

 商品化のきっかけは、「価格は抑えながらも食べ応えとボリューム感があり、100gあたりの単価もお手頃で、お客様に手に取っていただきやすい商品を開発したい」という思いでした。さらに、ニチリウグループ加盟社からも同様のご要望をいただいたことが後押しとなり、その声を形にするための商品開発がスタートしました。

<聞き手>

――お買い得感を実現するために、どのような工夫をされたのですか?

<宮守バイヤー>

大きな工夫としては、包材と商品のバランスだと思います。みなさんがスーパーで良く手に取ったり見かけたりするロースハムといえば、3連や4連など、個包装されたパックが連なってまとめられたものが多いんじゃないでしょうか?

<聞き手>

――よくスーパーで見かける、3つや4つの小分けパックがつながったロースハムですね!

<宮守バイヤー>

それです!一方で、今回開発したのは『スタックタイプ』と呼ばれるもので、ハムを縦に何段も重ねて包装するタイプなんです。みなさんが親しみのある3連や4連タイプ(小分けタイプ)は、個包装のための土台やシールなど、パック数が増えるのに比例して包材の量も増えるんです。1回の調理で使い切りたい方や少量を使いたい方、週末だけ使いたい方には3連4連タイプがぴったりの商品ですが、家族の人数が多い、ハムを重ねて料理をするなど、1回の消費量が多いシーンでは逆に不便という声もありました。

<聞き手>

――たしかに、枚数を多く使うときには2パック3パックを開封して使っています。利用シーンによって便利さも変わるということですね。

<宮守バイヤー>

そうなんです。今回『スタックタイプ』という包装方法に着目し工夫したことで、一部の包材量を抑えられる結果となり、商品の中身(量や質)に還元することができたと感じています。また、スタックタイプは連タイプに比べて売り場での品揃えが少ないため、このタイプを求めていたお客様にはぜひ手に取っていただき、コスパを感じてもらえたらと思います。もちろん、今まで連タイプを購入してくださっていた方にも、一度スタックタイプを手に取っていただけたら嬉しいです。

<聞き手>

――商品化にあたり苦労したことはありますか?

<宮守バイヤー>

実はこの商品、一度商品化を提案したものの、開発に至らなかった過去があるんです。その当時はお手軽価格の実現が難しく、商品化を断念することとなりました。ただ、当時の思いは諦めきれず、改めてお取引先との交渉や、加盟社との打ち合わせを何度も重ね、価格や仕様について検討を続けました。

<聞き手>

――すぐに実現したわけではなく、時間をかけて調整と開発を続けられたんですね。

<宮守バイヤー>

交渉を続ける中で、原材料価格や市場環境など、さまざまな状況も変化していきました。その時々の状況を見ながら調整を重ね、ようやく条件が整い商品化を実現することができました。

<聞き手>

――企画から販売まで、どれくらいの期間がかかったのでしょうか?

<宮守バイヤー>

最初の企画から数えると、およそ1年半だと思います。時間はかかりましたが、その分多くの方に納得していただける商品になったと思っています。

<聞き手>

――この商品の一番のこだわりはどんなところでしょうか?

<宮守バイヤー>

一番のこだわりはハムの厚みです。従来の商品と比べて約1.5倍の厚さにすることで、しっかりとした食べ応えを感じられるようにしました。

ハム本来の味わいや、豚肉の食感をより楽しんでいただける厚みになったと思います。朝食はもちろん、サンドイッチに挟んだりそのまま食べてもご満足いただけると思います。

ハムを何枚にも重ねて揚げれば、ミルフィーユハムカツとしてもお召し上がりいただけます。ミルフィーユハムカツはInstagramでレシピを紹介しているので、ぜひお試しください。(画像をタップするとInstagramページへ飛びます)

<聞き手>

――どんな料理にも合いそうですよね。実は、私もホワイトロースハムを使って1品作ってみました。パウチに入ったくらしモアのポテトサラダとホワイトロースハムを混ぜて、上からブラックペッパーをかけただけでボリュームのあるおかずが簡単にできました!2分あればお皿に盛るところまで完成する1品なので、忙しくてなかなか手の込んだものが作れない!という方にオススメのレシピです。

ちなみに、ホワイトとスモークの2種類にはそれぞれ違いがあるのでしょうか?

<宮守バイヤー>

同じロースハムでも、実は選ばれ方に違いがあるんです。連パック(小分けタイプ)ではスモークロースハムの人気が高い傾向があり、スタックタイプ(積み重ねたタイプ)では、ホワイトロースハムの需要が高いことが分かりました。その違いの背景として、シーンやイベントにあわせて種類や量を使い分けている方が多いのではないかと考えています。

<聞き手>

――イベントというのは、お正月やクリスマスなどのことですか?

<宮守バイヤー>

はい。シーズンイベント中は購入される種類にも多少の変化があるため、これまでの販売傾向も踏まえながら、お客様のニーズに合わせた商品づくりを意識しました。もちろん、価格やボリュームだけでなく、「おいしい」「また買いたい」と思っていただけるよう、味わいや食感にもこだわっています。

<聞き手>

――お客様の利用シーンまで考えながら開発された商品なんですね!

<聞き手>

――現在、新たに開発を進めている商品はありますか?

<宮守バイヤー>

はい。現在は、北海道で長年親しまれている『ソラチのタレ』を使用した豚丼の具を開発しています。ご飯にのせて豚丼として楽しむのはもちろん、野菜と一緒に炒めれば手軽なおかずとしてもお使いいただける商品の開発を進めています。一つの商品でいろいろなアレンジが楽しんでいただけるよう、忙しい日でも簡単においしく調理できる商品を目指しています。また、特定のブランドのタレ(調味料)を使った商品を開発するというのが初めての試みなので、皆さんに商品をお披露目するのが楽しみです。

<聞き手>

――宮守さんにとって、初めての取り組みなんですね!

<宮守バイヤー>

はい。現在既に販売している金山寺味噌漬けや生姜焼きなど、『フライパンで簡単シリーズ』の仲間として、多くのお客様にお召し上がりいただける商品になればと思っています。今夏の発売を予定していますので、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです!

<聞き手>

――最後に、メッセージをお願いします。

<宮守バイヤー>

今回開発に至ったホワイトロースハムとスモークロースハムは、お買い得感はもちろん、味や食べ応えにもしっかりとこだわって開発しました。毎日の食卓で「おいしい!」と感じていただける商品になっていますので、ぜひ一度お試しください。これからも、食べ応え・おいしさ・コストパフォーマンスにこだわりながら、お客様に喜んでいただける商品づくりを続けていきます。

今後登場予定の新商品にも、ぜひご期待ください!

<聞き手>

――宮守さんありがとうございました。

こだわりを詰め込んだ ホワイトロースハム/スモークロースハム。ぜひお試しください。